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Makuake(マクアケ)での起案を検討していると、手数料の表記が「20%」「22%」「25%」とサイトによってばらついていて、結局いくら引かれるのか分かりにくいと感じることがあります。この記事では、公式情報を出典にしながら実際の料率と内訳、入金のタイミング、他社との比較までを整理します。
Makuakeの手数料は結局何%なのか? 一次情報で確定させる
Makuakeが実行者から差し引く手数料は、支援総額の20%(税抜)で、決済手数料を含んだ金額です。税込に換算すると22%になります(出典: Makuake公式「システム利用料」ページ、2026年8月確認)。
この20%(税抜)・22%(税込)という数字は、Makuakeが公式サイトで明示している値です。税抜/税込の表記ゆれ自体は一般的な会計上の違いにすぎず、実行者として押さえておくべきなのは「最終的に支援総額から22%が控除される」という一点になります。この税込/税抜の考え方は本記事内で共通して使うので、以降の章では繰り返しません。
一方で、複数のブログやまとめサイトでは「利用料20%+決済手数料5%=合計25%」という内訳で紹介されているケースが見られます(税込/税抜の軸で他社と横並びにした比較記事でも、この表記ゆれについて触れています)。この記事ではこの25%説は数値としては採用していません。理由は、Makuake公式が「20%(税抜)には決済手数料が含まれる」と明記しており、両者が矛盾するためです。ネット上に流通している情報と公式の説明にはこうした食い違いがある、という事実として押さえておくとよいでしょう。
2024年の手数料改定と適用条件
2024年7月22日以降に申込んだプロジェクトから、手数料は旧18.2%(税抜)から新20%(税抜)に改定されています(出典: Makuake公式ブログ「手数料改定のお知らせ」、2026年8月確認)。
適用の分岐点として注意したいのは、単純な申込日だけでは決まらないケースがあることです。掲載申込が2024年7月21日以前であっても、プロジェクトの開始日が2024年10月1日以降であれば新料率(20%・税抜)が適用されます。過去に調べた際の記憶や、他の起案者から聞いた「18.2%」という数字が今も残っている場合は、この改定を境に古い情報になっている可能性があります。
改定の経緯そのものよりも、代行会社を利用する場合の費用構造まで気になる場合は、Makuake代行サービスの費用と改定履歴を扱った記事で、手数料と代行費用が二重にかかる仕組みを詳しく説明しています。
支援総額100万円・300万円の手取りシミュレーション
税込22%を差し引くと、支援総額100万円なら手取りはおよそ78万円、300万円ならおよそ234万円になります(支援総額×0.78で概算)。
この計算はあくまで目標を達成した場合の話です。次の章で説明するように、All-or-Nothing方式では目標未達の場合に手数料自体が発生しません。また、実際にはここに送料や梱包費、広告費といった実費が別途かかるため、手取り額がそのまま利益になるわけではありません(内訳は後の章で扱います)。代行への委託費も試算に含めたい場合は、NO WAVEの料金プランで費用と支援内容を確認できます。
All-or-NothingとAll-inで手数料の発生条件はどう変わる?
All-or-Nothing方式では目標金額に未達の場合、支援は全額キャンセル・返金され、手数料は発生しません。一方でAll-in方式は、目標の達成有無にかかわらず、集まった金額に対して20%(税抜)が徴収されます(出典: Makuake公式「All-or-Nothing/All-in」説明ページ、2026年8月確認)。
この違いは、手数料負担の「確実性」に直結します。All-or-Nothingは未達なら支援者への返金と引き換えに手数料負担も発生しませんが、プロジェクト自体は不成立になります。All-inは目標額に届かなくても集まった支援は受け取れる代わりに、その金額に対して手数料がかかります。どちらを選ぶべきかは目標金額の立て方と密接に関わります(目標金額の決め方を扱った記事でも判断基準を扱っています)。プロジェクトを立てる段階でどちらの手数料条件を前提にするかを早めに決めておくと、後の資金計画がぶれにくくなります。
手数料以外にかかる費用
手数料の20%(税込22%)以外にも、プロジェクトページの撮影・制作費、広告費、リターン(返礼品)の梱包・発送費といった実費がかかります。これらの金額は公式の一律料金として公開されているものではなく、依頼先や内容によって幅が大きいのが実情です。
そのため本記事では具体的な円建ての相場は示していません。代わりに、複数の制作会社や代行会社から見積りを取り、項目ごとに条件を揃えて比較するという進め方をおすすめします。ページ制作や事前準備を外部に依頼する場合の費用感については、ページ制作・代行の記事と事前準備の代行サービスに関する記事でそれぞれ扱っています。なお、手数料や返礼品にかかる消費税・インボイスの扱いは専門的な論点になるため、別記事で整理しており、個別の判断は税理士など専門家への確認をおすすめします。
入金のタイミングと条件
支援金の入金は、プロジェクト終了月の月末で締めた後、翌月25日に行われます(出典: Makuake公式「入金について」のFAQページ、2026年8月確認)。
入金される金額は、手数料20%(税抜・税込22%)を控除したあとの金額です。実行者側が手数料分を別途振り込むといった手続きは不要で、支援総額から手数料が引かれた残額がそのまま口座に入金される仕組みになっています。資金繰りを考える際は、プロジェクト終了から実際の入金まで1〜2ヶ月程度のタイムラグがある点も踏まえておくとよいでしょう。
他社と比べてMakuakeの手数料は高いのか?
単純に%だけを比べても意味がありません。比較の際は「税込か税抜か」「決済手数料を含むか」「初期費用や達成条件の違い」という3つの軸を揃えて見る必要があります。
以下は、各社が公式に開示している手数料を、確認できた範囲で並べたものです。
| プラットフォーム | 手数料 | 初期費用 | 出典・確認時点 |
|---|---|---|---|
| Makuake | 20%(税抜)/22%(税込)、決済手数料込み | 無料 | Makuake公式、2026年8月 |
| CAMPFIRE(標準プラン) | 12%(税別)+決済手数料5%(税別)=17%(税別)+消費税 | 無料 | CAMPFIREヘルプセンター、2026年8月 |
| GREEN FUNDING(Standard) | 20.0%(税込)、決済手数料4%込み | 無料 | GREEN FUNDING公式、2026年8月 |
| GREEN FUNDING(Partner) | 13.0%(税込) | 143万円(税込) | GREEN FUNDING公式、2026年8月 |
READYFORの現行プランはベーシック・サポート・コンサルティングです。ベーシックは14%+税、後二者は14%に追加手数料と税がかかります。現行プランでサポート範囲を確認してください。
こうして並べると、Makuakeの22%(税込)は決済手数料込みの一体型料金であり、CAMPFIREのように利用手数料と決済手数料を分けて表示するタイプとは単純な合計値だけでは比較しにくいことが分かります。より多くのプラットフォームを同じ条件で横並びにした比較や、案件規模別のシミュレーションは、プラットフォーム比較記事で詳しく扱っています。
一次情報と確認範囲
2026年9月9日に、本文の料金・制度・運用条件を次の一次資料と照合しました。手順の提案や仮の試算は公式実績ではありません。個別案件の適否・税務判断や、専門家監修・第三者による全文検証を示すものではありません。
まとめ
Makuakeの手数料は「20%(税抜)=22%(税込)、決済手数料込み」というのが公式の定義です。ネット上に見られる「25%」という説明は公式の記載と食い違うため、本記事では採用していません。まず目標金額とAll-or-Nothing/All-inのどちらを選ぶかを固めることが、手数料負担を正確に見積る第一歩になります。
手数料以外の実費を見積もる際に代行も選択肢に入れる場合は、NO WAVEの料金プランで委託費と支援内容を確認できます。個別見積もりを希望する場合は、プランの案内から相談へ進めます。